指揮官直々の指導も実らず...中島3三振
指揮官の采配も裏目に出てしまった。1点差に迫られた6回の攻撃で、この日、タイムリー2塁打を打っていた打撃好調の大城卓三内野手(26)に代えて中島宏之内野手(36)を打席に送り込んだ。試合前日の28日に原辰徳監督(60)直々にバッティングの指導を受けた中島だったが、この日は4打数3三振と、チャンスで打つことが出来ず、打率は175.まで落ち込んでいる。
一部週刊誌の報道により飲酒トラブルが発覚し、チームの信頼を回復する段階にある沢村。そして昨オフの大型補強の目玉のひとつでもあった中島。巨人のペナント奪回には欠かせない戦力だが、両ベテランの前には暗雲が立ち込める。宿敵・阪神に劇的なサヨナラ勝ちを許し、チームは3位に転落。首位・広島とのゲーム差は「3.5」に広がった。