川崎事件、容疑者「ひきこもりとは何だ」 具体的な定義は?

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「原則的に6カ月以上にわたって...」

   容疑者の「ひきこもりとは何だ」との発言に対しては、容疑者の生活状況の詳細は不明な部分も多いものの、食事と洗濯を自分でやっているだけでは反論として弱いと受け止めたのか、ネット掲示板には「それは、ひきこもり」と指摘する声も相次いだ。一方で、ひきこもりの定義は何だ?と気にする人もいた。

   定義については、厚生労働省サイトの「ひきこもり対策推進事業」欄の参考資料の中に、

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤を含む就労、家庭外の交友など)を回避し、原則的に6カ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」

   との表現が定義として挙がっていた。

   また、「ひきこもり」を見出しにとって報じているメディアもあることに対し、

「ひきこもりと事件の関連ってあるのかよ」
「ひきこもりしてる人が事件を起こすような感じになってきてアカンな」

   といった反発する意見もツイッターに出ていた。

   内閣府は3月末、40~64歳のひきこもり状態の人が全国に61.3万人いる、との推計を公表している。

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