アート作品「黒塗り」で美術団体が公開質問状 NTT東の対応めぐり「著作権及び表現の自立性への侵害ないし損傷」

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美術団体の抗議内容

   吉開さんの「告発」や関連の報道を受け、美術評論家連盟は5月27日、NTT東に「ICC出品作の改変に関する公開質問状」を提出した。

   公式サイトに掲載した質問状では、NTT東の対応を「(芸術作品の)内容に対する外部からの検閲、変更や干渉は、著作権及び表現の自立性への侵害ないし損傷に当たる」と抗議。

   今後、同様の対応を取る場合、「ICCを一企業の広報センターと見なさざるを得ず、ICCの展示物も、常に検閲や指導を含む事前許可を得た非自律的な広告と見なさざるを得なくなります」とし、二度と同じことがないよう要請するとともに、今回の経緯説明を求めた。

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