「1億5000万円の代打要員」中島が迎える正念場 交流戦で結果残せるか

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勝負は交流戦、とはいえ割って入る余地は...

   現時点で代打の切り札としての起用が多いが、中島にとって6月4日から開幕するセ・パ交流戦は存在感を示す絶好の機会となるだろう。昨シーズンまでオリックスに在籍し、西武時代を数えると、パ・リーグ在籍は15年となる。パ・リーグの投手を知る中島には首脳陣の期待も大きいだろう。原監督の熱血指導も、このような思いが込められてのものだったかもしれない。

   勝負所とする夏場に向けて、指揮官はここにきて打順を固定する意向を示している。5月26日には宇佐見真吾捕手(25)を1軍に昇格させ、打撃好調の大城卓三捕手(26)を今季初めて5番1塁でスタメン起用。2塁は山本泰寛内野手(25)が定着しつつあり、中島が置かれる状況はより厳しいものとなっている。

   在京球団の関係者は「中島は高い年俸であるゆえに周囲の目は必然的にきついものとなる。最近のバッティングを見ると、直球についていけていない場面が目立つ。本人は1年契約ということもあって焦りがあるかもしれないが、ここが正念場でしょう。パ・リーグをよく知る中島の存在はチーム内でも大きいはず。逆にここで結果を残せないようでは、チーム内での立場が苦しくなってくると思います」と指摘する。

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