外国人投手の補強は現実的ではない
開幕からここまで、中継ぎ陣を固定出来ずにいる巨人。原監督は1軍と2軍を頻繁に入れ替え、テコ入れを繰り返すが、先発の後を継ぐ2番手、3番手が結果を残せないでいる。連日の中継ぎ陣の乱調にネット上では今後の展開を不安視する声が殺到している。在京球団の関係者は、投手の補強手段のひとつとして、他球団とのトレードを上げ、その可能性について次のように言及した。
「現在の巨人の投手事情を見れば、先発と中継ぎであと1枚ずつほしいところ。海外から獲得する手もありますが、今後、マシソンやクックらが1軍に上がってくるでしょうし、メルセデス、ヤングマンもいますから、外国人枠の関係で現実的ではない。そうなると補強はトレードということになりますが、どの球団も投手が不足しているので、積極的に投手をトレードに出したがるチームはないと思います。ただ、巨人の控え野手には、他球団なら確実にレギュラーになれるような選手が数多くいる。『巨人で燻ぶっているのならウチがほしい』という球団は多い。即戦力となる野手対投手、あるいは野手込みの2対1のトレードなら手を挙げる球団もあると思います」
広島戦の負け越しで3位の阪神とのゲーム差はわずか0.5ゲーム。28日からは甲子園で阪神との「直接対決」を控える。好調・阪神打線を巨人投手陣がどう抑えるのか。注目が集まる。