「走り回れない奴は興味ない」?
ベンゲル氏はパス&ムーブと呼ばれる、パス出しと次の動きが一体化した戦い方を志向。単にボールを保持するだけではなく、ゴールに向かっていく速さも重視したため、選手には豊富な運動量が要求された。その中で、若く、走れる選手を積極的に登用してきた傾向がベンゲル氏にはあった。必ずしも「即戦力」に頼ることなく、チーム作りに一定の期間をかけた。
こうした点で、運動量には限界があるベテランの「VIPトリオ」が、そのメガネにかなうかどうかは不透明。ポドルスキについてはかつてアーセナルに3季所属したが、最終年はスタメンの座を失った。ネット掲示板などでは
「ベンゲルならビジャやイニエスタは使わんだろ? 激しい守備を90分要求されるから」
「ベンゲル来たらイニエスタとかビジャとか老人はイラネって言われるだけじゃね 走り回れない奴は興味ないだろ」
「監督に就任したら、イニエスタ切るんじゃね?」
「ベンゲルじゃ三木谷の思うようにビジャ、イニエスタ、サンペール、ポドルスキは使ってくれないと思うぞ」
などの声まで出ている。