「よそ行きの野球は必要ありません」
2位巨人とは0.5ゲーム差、首位・広島とのゲーム差は2.5ゲームにまで迫っている。28日からは2位巨人と甲子園で3連戦、31日からはマツダスタジアムで広島との3連戦を控える。6月4日開幕のセ・パ交流戦を前にして、序盤戦最大のヤマ場ともいえる6連戦。ここでの結果次第では、首位浮上の可能性も十分ある。
「まだ5月ですので順位を口にするのは早いと思いますが、順位が上がれば選手は気合が入ります。ジャイアンツとの甲子園3連戦ですが、阪神はよそ行きの野球は必要ありません。ここまでやってきた野球をそのまましっかりやればいいと思います。甲子園でのジャイアンツ戦だからといって変に意識せず、今シーズンの戦い方をすれば結果はついてくると思います」(野口氏)
ウサギのシッポをとらえ、そのままの勢いで鯉の尾ひれも...。虎の首位奪回がにわかに現実味を帯びてきた。