「子鹿には絶対に触らないで!」 奈良公園でのマナー呼びかけに「初めて知りました」の声

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外国人観光客が増え、ペットだと思い込むケースも

   最近は、中国系などの外国人観光客の姿も増えており、シカの生態を知らずに、ペットだと思って触りに行こうとする行為も見られるという。

「生まれてから、1週間から10日程度は母鹿の乳を待っていますが、それが終わると、人間が追い付けなくなるぐらいの速さで走りますから、大丈夫ですね」

   奈良公園では、シカの保護施設「鹿苑(ろくえん)」で、妊娠した雌ジカ約200頭が収容されて出産準備をしている。5月7日には、令和第1号の子鹿が生まれ、24日現在で五十数頭を数えた。しかし、公園などで出産するシカもおり、6月にピークを迎えるため、愛護会が注意を呼びかけることにした。

   愛護会のツイートは、25日夕現在で4万件以上もリツイートされており、「初めて知りました」「そっと見守るのが一番ですよね」「気を付けたいと思います」といった声が寄せられている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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