2019年5月24日15時ごろから、「図書カード」「図書カードNEXT」が使えなくなる通信障害が一時発生した。
日本図書普及(東京都新宿区)が運営する「図書カードNEXT」のツイッターアカウントは、通信障害を複数回に渡り呼び掛けていたが、17時半頃には復旧したと公式サイトとツイッターで発表した。
「図書券のころには無かった弊害」
「図書カードNEXT」は、紙素材のカードに印刷されたQRコードを読み取って、書店での精算を行う。紙の「全国共通図書券」、磁気式の「図書カード」(いずれも発行終了)の後継となる商品券だ。
図書カードNEXTの公式ツイッターによれば、図書カード読取り機の通信がデータセンターへ繋がらなくなるという通信障害が発生。17時頃には「図書カードのすべてのサービスを停止させていただいております」と発表し、「図書カードNEXT」だけでなく磁気式の「図書カード」の利用や、残額確認もできなくなったとしていた。
約2時間半後にシステムは復旧。全国各地の書店が、公式ツイッターで復旧を報告した。 一般のユーザーからは、
「図書カードどこも使えなくて 焦ったー」
「システム障害で図書カードが使えなかったから、本屋さんにお取り置きをお願いしたけど 復旧したみたい?」
「くそ 図書カード使えないってなんだよこちとら所持金500円だかんな」
「図書カードで支払おうとしたら、システム障害でいまだけ使えませんって。図書券のころには無かった弊害」
と、困惑する様子が伺われた。