打者の注目株は育成1位の山下
「マシソン投手のピッチングは素晴らしかったですね。ストレートが150キロは出ていたと思います。変化球にもキレを感じました。2軍の選手が相手とはいえ、きっちりと抑えていましたし、さすがのピッチングでした。1軍のマウンドもそう遠くはないと思います」
一方、田中氏は打者についても言及。2018年育成1位・山下航汰選手(18)に光るものを感じたという。山下は高卒ルーキーの左打者で、5月23日現在、イースタンリーグで打率3割をキープしている。
「山下選手はボールをバットに当てる技術が高い。ピッチャーの球に対する対応力が優れている。高卒ルーキーで、まだ体が出来上がっていませんので、今は中距離バッターという印象ですが、今後、ウエイトトレーニングなどで体を作っていけば長距離バッターに成長する可能性があると思います。体幹がしっかりしていますし、体がブレない。将来的に非常に楽しみな選手ですね」(田中氏)