大阪府警の「青バイ」、白バイと何が違う? 誕生から約20年、機動力生かし活躍中

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防犯カメラの普及もあり、「総合力でひったくりが減った」

   大阪府警の地域部では5月23日、青バイについて、J-CASTニュースの取材に次のように説明した。

「白バイは、主に交通指導や取り締まりに従事しており、対して、青バイは、街頭犯罪の警戒や検挙の活動に従事しています。しかし、交通違反者がいれば対応しますし、道案内をすることだってあります。青バイは、機動力がありますので、ひったくり犯などを現行犯逮捕したケースはこれまでにたくさん出ています」

   大阪でのひったくり事件発生は、2010年には、35年ぶりに全国ワースト1を脱出した。その件数も、ピークだった2000年の約5分の1にまで激減したという。

   ただ、件数減少は、防犯カメラの設置が進んだことが大きいと報じられている。また、報道によると、青バイでは細い路地に入れないケースもあることから、府警では、小型スクーターによる覆面バイクも導入している。

   地域部では、「青バイは、現行犯逮捕に依然として有効であり、総合力でひったくりの発生件数が減ったのだと思います」と話している。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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