ファミリーレストラン「ガスト」が導入したひとり客用のボックス席が、SNS上で評判を呼んでいる。
席は簡易的な仕切りで囲ってあり、電源を備える。店内用の無料Wi-Fiも利用可能だ。運営する「すかいらーくホールディングス(HD)」はJ-CASTニュースの取材に、導入の背景を「スマホを見るなど自分の時間を過ごしたり、仕事をされたりする方の来店が増えているため」と話す。
SNSで9万人超「いいね」
「もはやネットカフェ」「作業がはかどりそう」――。ボックス席の利用者が2019年5月19日、ツイッターに席の写真とともに感想を投稿すると、9万5000「いいね」(23日現在)と大きな注目を集めた。
ボックス席は四方に簡単な仕切りがあり、まるで図書館の自習スペースや漫画喫茶のボックス席のような見た目だ。出勤前の早朝に東京・赤坂見附店の個室席を利用した30代男性は「混雑してきてもほかの客を気にしなくて済むのが嬉しい。最初は窮屈そうな印象を受けたが、パソコンを開いて作業でき、足も伸ばせた」と話す。
すかいらーくHDの広報は21日、取材に対し、導入の背景を「食事だけでなく、スマホを見るなど自分の時間を過ごしたり、仕事をされたりする方の来店が増えているため」と話す。