ピエール瀧被告の例が繰り返されるか
2人は薬物使用容疑で逮捕されたということで、連想されるのは3月にコカイン使用容疑で逮捕された「電気グルーヴ」メンバーのピエール瀧被告(52)のケース。逮捕が明らかになると、NHKの朝ドラ「あまちゃん」や大河ドラマ「龍馬伝」「いだてん」など、瀧被告の出演作の多くがネット配信の停止、配役変更、さらに電気グルーヴのCD回収に至った。こうした過剰ともとれる自粛には賛否両論が巻き起こったが、田口容疑者と小嶺容疑者の出演作や楽曲についても、
「リーガルハイは素晴らしいドラマなので、逮捕者出たからって自粛とかはやめてね」
「これでリーガルハイのドラマの再放送やDVDの販売が自粛されてしまうの?本格的に作品とその後の俳優の不祥事とは切り離して議論されてもいいと思う」
「小嶺麗奈さん、水の中の八月、金八先生、イグアナの娘とか名作多かったので観られなくなるとかはやめてください」
など、出演作がお蔵入りとなるのを危惧するツイートが続出している。前述の「イグアナの娘」も5月22日18時現在「テレ朝動画」上で有料配信中であるが、果たしてテレビでの再放送やレンタルソフトの出荷が停止となってしまうのか。「作品に罪はあるのか」をめぐって、またしても議論が起きそうだ。