「女子大生社長」として知られる慶応義塾大学生の実業家・椎木里佳さん(21)がYouTuberデビューを果たしたが、滑り出しは苦戦しているようだ。
初投稿の動画は3日間で23万再生と上々の数字なのだが、問題はその「評価数」。2019年5月22日夕時点で高評価が約1400件であるのに対し、低評価はなんと約4万8000件と圧倒しているのだ。椎木さん自身「自動で低評価を押せるツールを使ってるみたい」との疑念を抱いている。
「なんでこんなに低評価ついてるの?って聞かれて...」
椎木さんが初めて動画を投稿したのは19日。「ハーイ、エブリワーン!」とこなれたアクセントの英語で幕を開けるも、「なんで英語から始まったんだろう...」とセルフツッコミを入れる姿は、ややはにかんでいる。本題に入り、今後について「他の方がやられているようなYouTubeをやるのではなくて、経営者として、大学生として、私が持っているオリジナルな部分を出せたら」などと動画の方針を明かしている。
白い壁の明るい部屋から、アップで映った椎木さんが喋る2分30秒ほどの動画は、地味でもなければもちろん過激さもない。あいさつに徹した1本なのだが、インターネットユーザーからの評判は芳しくない。オモシロ(本社・神戸市)が運営するYouTubeの数値情報サイト「ユーチュラ」によれば、高評価率(評価の総数に対する高評価の割合)は2.8%に沈んでおり、裏を返せば低評価が約97%を占めていることになる。
この「異常事態」に椎木さんはツイッターで20日、
「DMでなんでこんなに低評価ついてるの?って聞かれて1分で一気に数百単位の低評価がついておそらく手動じゃないよな~と思ってたら、自動で低評価を押せるツールを使ってるみたい。執着心がすごすぎて本人もびっくりだよ」
と、いわゆる「アンチ」が意図的に低評価数を増やしているのではないかと推察し、呆れた。