4月の萩生田発言には「解散をするなら堂々と」
ただ、自民党の萩生田光一幹事長代行が4月18日に、仮に消費増税を見送ることになった場合は「信を問うということになる」と解散を示唆した際、福山氏は
「我々としては、解散をするなら堂々と受けて立ち、野党で協力して安倍政権を倒す絶好の機会を得ることができると考えている」
と述べていた。1か月の間で慎重姿勢に転じたとの見方も出そうだ。
枝野幸男代表は19年5月17日に行われた全国幹事長会議で、ダブル選の可能性が「かなり出てきたと思っている」として、野党の勢力を最大化するために
「立憲民主党としての筋をブレさせない範囲のなかで最大限の努力をしていかなければならない状況になっている」
と発言。「野合」との批判を受けない範囲で、衆院小選挙区で野党候補者の一本化を加速させたい考えを示した。