ユニフォームの起源は南北戦争?
ルールでは、プロ野球の監督にユニフォーム着用の義務はなく、自由な服装でベンチ入りすることが可能である。MLBでは過去にコニー・マック監督が私服で指揮を執り、スーツ姿が定番の「正装」だった。ただ、現在は日米を通じてプロ野球の監督の「正装」はユニフォームで定着しており、私服姿の指揮官は、お目にかかることはない。
また、米国では1861年に勃発した南北戦争をきっかけに、ユニフォームが米国全土に広がったとされている。戦争中ということもあり野球の試合に出場する選手の多くが、いつ戦地に呼ばれてもいいように軍服と軍帽を着用しており、戦時下の軍人の「正装」が、現在のユニフォームの起源となっているという説もある。
野球の監督がなぜユニフォームを着用するかについては諸説あるものの、いずれにせよ野球の監督はユニフォーム姿がよく似合う。監督のユニフォーム姿に監督の現役時代を思い出すファンも多いことだろう。