NGTは「自らの真実を捨て」たのか 山口真帆が卒業公演セトリに込めた意味

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「世間に発表してから、これまで私に助けを求めていたメンバーも他人事に」

 

   NGT48というグループそのものや、卒業公演に出演しなかったメンバーとの溝が垣間見える場面もあった。披露された15曲のうち、NGTの楽曲は1曲目の「MAXとき315号」のみ。卒業する3人が互いに向けて手紙を読み合う場面では、山口さんは長谷川さんについて

「玲奈はずっと私を支えてくれました。(暴行事案を)世間に発表してから、これまで私に助けを求めていたメンバーも他人事になったことに、玲奈は『許せない』って怒ってくれました」

と感謝し、菅原さんについては、卒業の意志がきわめて固かったことを紹介。やはり

「私のために怒ってくれることが嬉しかったです」

と話した。

   ケガでパフォーマンスを披露できなかった2期生の渡邉歩咲さん(18)も、出演者がステージで読み上げる手紙を手渡す役として登場。NGTに残留するメンバーで、山口さんが唯一「寄り添ってくれた」としていた村雲颯香さん(21)も、ステージ上で3人にプレゼントを渡したり、手紙を読み上げてメッセージを送ったりした。村雲さんは「大切なみんなのことを守れなくてごめんなさい」と無念さをにじませた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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