「美談にだけにして終わらせて欲しくない」
一方、昌子は湘南戦の問題のシーンについて、
「あの瞬間、両チームとスタジアムの反応で入ったと察知できなかったのかな。主審の位置と両チームの選手の位置がほぼ同じ所にいて、両チームが入った、入れられた反応をしてるのになぜレフリーが分からなかったのが不思議ですね。そのあと主審が副審の方を見てノーゴールになってますね」
と審判団の行動に疑問を示した。また、
「スタジアムの雰囲気、選手の反応で笛ふけって言ってる訳ではなく、確かにプレー続行になれば止めるタイミングがないですが、レフリーは無線もあるので4人で話がすぐ出来たのか、など考えての発言です」
と注釈を加えている。
今回の問題の当事者である湘南の梅崎も、試合後にツイッターを更新。逆転勝利したものの「誤審」を目の当たりにしたことで、
「これを美談にだけにして終わらせて欲しくない。誤審は誤審。明らかに入っていた。僕らは人生をかけて戦っている。今回は奇跡的に勝利できたけど、あのゴールを認められず、あのカウンターで3点目をくらっていたらどうなっていたんだろう。そこは今後のサッカー界の為にも改善してほしい」
と願った。