「副審も主審同様に自分のジャッジをしてもいいのではないか」
元鹿島アントラーズで現在フランス1部トゥールーズのDF昌子源もツイッターで「誤審もある中での試合展開に僕も驚きました」として、
「僕がJリーグでプレーしていた時によく思っていたのですが、副審の目の前でファールか何かが起きてもフラッグを振るわけでもなく、主審に任した!という感じがありました、副審も主審同様に自分のジャッジをしてもいいのではないかと感じています。僕自身、誤審で助かった事もあれば誤審で悔しい思いをした事もあります」
と自身も誤審の経験があることに触れている。
思い出されるのは鹿島時代の18年3月31日に行われた北海道コンサドーレ札幌戦。後半17分、札幌MF三好康児がゴール前で放ったシュートは、スライディングでブロックしようした昌子の左腕に弾かれた。だがハンドの判定は取られなかった。札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は試合後、主審から「あれは誤審だった」との言葉をかけられたという。昌子は「誤審」で「助かった」のである。
昌子は今回、ツイッターユーザーから「あれはPKだって自分でもわかってたのか」と質問されると「はい、『誤審で助かった』は札幌戦のハンドが1番強く残ってます」と返答。さらに
「ですがコンサドーレさんの選手もハンドをノーハンドと取られたことがあるはずです。それが一度もないならいくらでも言ってください!」
としており、誤審が多いことを物語っているといえる。