昌子源「悔しい思いした事もあります」 湘南戦で議論沸騰...現役選手ら明かす「誤審の経験」

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   J1・湘南ベルマーレを襲った「世紀の大誤審」に、複数のプロ選手が自身も誤審の経験があるとする声をあげた。

   日本代表DF昌子源はツイッターに「誤審で悔しい思いをした事もあります」と吐露。逆に「誤審で助かった事」もあるとするなど、誤審問題は現役選手の間でも議論を沸騰させている。

  • 昌子源(2018年6月撮影)
    昌子源(2018年6月撮影)
  • 昌子源(2018年6月撮影)

「ありえない誤審された経験もある」

   問題のシーンがあったのは2019年5月17日の第12節・湘南-浦和レッズ戦。0-2で迎えた前半31分、湘南のMF梅﨑司の縦パスを受けたMF杉岡大暉が反転して左足を振り抜くと、ボールは右ポストに当たって左サイドネットを揺らした。反動で戻ってきたボールは、浦和GK西川周作がキックオフのためにセンターサークルへ戻すような素振りで転がした。ハイタッチする湘南の選手たち。

   ところが山本雄大主審はプレー続行を指示。浦和の選手のカウンターとなった。湘南のゴールは認められなかったのである。湘南の選手や曺貴裁(チョウ・キジェ)監督は「信じられない」という様子で審判団に詰め寄った。動画配信サービス「DAZN」で解説をつとめた元日本代表の中田浩二氏は「明らかに入っていましたね」「レフェリーはなぜ話し合わないのか」と不可解さをにじませた。湘南は後半に3点を返し3-2の逆転勝利を収めたものの、「世紀の大誤審」は大きな議論の火種となった。

   現役選手も続々と声をあげており、自身の経験を重ねる向きもある。大分トリニータのMF馬場賢治はツイッターで「人間だからミスは絶対あると思う。それも理解してる」とした上で、

「ありえない誤審された経験もある。でもこれはちょっとありえない。みんな1試合に人生かけて戦ってる。大事な大事なチャンスにかけてる。誤審でしたじゃすまされないよこれは」

と、誤審を受けた過去と照らし合わせながら、湘南戦の事態の重大さを示した。

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