内定辞退は「直接会って」、日経報道が物議 専門家「大企業であればわざわざ出向かなくても...」

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大学ジャーナリスト・石渡嶺司さんに聞く

   J-CASTニュース編集部では16日、『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)の著者として知られる、大学ジャーナリストの石渡嶺司さんにも話を聞いた。

「多人数採用する大企業であればわざわざ出向かなくても、極論メール、せめて電話という程度で済む話です。50人採用する場合、1人2人辞退するとか、まとまった数の辞退が出たとしても補充採用とかで余力があります。2、3人しか採用しませんよという中小企業や少人数しか採用しない企業ですと、1人辞退するだけで割合からすればそれだけボリュームが大きい。その場合は『こういう事情で辞退する』とか、あるいは内定を受ける前に『一番志望度が高いのはここで、結果が出るまで1カ月待ってください』とか言って、お互いコミュニケーションを取っていれば済む話です。『感謝の気持ちを持って』というところだけが1人歩きして、若干『炎上気味』だと感じました」(石渡さん)

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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