再び借金11、DeNAの課題は「打線よりも...」 関係者が指摘する苦戦の背景

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「打者の一発に頼る戦略に...」

   ラミレス監督は2017年シーズンの途中から昨シーズンまで、投手を8番に置く独自のオーダーを組んできた。野手に9番を打たせ、1、2番に強打者を置くことで得点力アップを図る目的と見られたが、今シーズンからは投手に9番を打たせるオーソドックスのものに変更している。

   前出の関係者は「今シーズンのDeNA打線はうまく機能していないように見受けられる。ピッチャーを9番に戻したのに、相変わらず2番にソトや宮崎ら長距離ヒッターを置きたがっている。2番の前に選手が塁に出ても、あのオーダーでは仕掛けづらい。どうしても打者の一発に頼る戦略になってしまう」と指摘する。

   強力打線を揃えながらも、現在のDeNA打線はつながりがなく「点」で終わる傾向が。12球団最速の25敗目で、勝率は12球団唯一の3割台(5月16日時点)と厳しい状況が続く。中盤戦に向けてラミレス監督に果たして秘策はあるのだろうか...。

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