音楽グループ「SPEED」の上原多香子さん(36)の不倫疑惑を巡る報道について、夫で演出家のコウカズヤさん(41)がツイッターで不満を明かし、非難の声にも次々に反論した。
それでも止まないバッシングに応酬を続けたが、その後は、反省したとしてツイートを削除した。
「匿名の方のコメントには、屁でしか返しません」
きっかけは、上原さんが「母の日」の2019年5月12日にツイッターを更新して、激しいバッシングを受けたことだ。
上原さんは、前夫のヒップホップグループ「ET-KING」のTENNさん(享年35)が自殺した後、子作り問題などもあって不倫したと17年になって一部週刊誌に報じられ、芸能活動を休止している。
ツイッターを非公開設定にしたが、それでも一部で報じられて炎上し、今回、コウカズヤさんは14日、「鍵アカウントにして、特定の人にしか見れないはずのうちの嫁のツイートが、週刊誌のネットニュースに晒されて、また蚊の大群がウジャウジャ湧いてきました」と不満をぶちまけた。
バッシングに対し、「鬱陶しい。実に鬱陶しい」と漏らし、「匿名でしか何も言えないあなたの言葉、何も入って来ませんし、何も響きません。血の通った人間の言葉でなく、蚊の羽音ぐらいにしか聞こえてきませんので。以上」と反応。さらに、「匿名の方のコメントには、屁でしか返しませんので」とつぶやき、「うちの嫁の前の旦那さんは、ツライことがあって生きるよりも死ぬことを選んだ。それ以上でもそれ以下でもないです。ぷー」と文末に擬音語を付けて説明した。
この騒ぎがコウさんの息子に影響することへの心配の声が出ると、コウさんは、「いやいや、自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ。ぷー」と反応した。
「実体のない匿名の方々と一瞬でも向き合ってしまった」
また、TENNさんの遺族に自殺は親の責任と言えるかと問われ、「はい。僕の主観ですけどね。いつでも言えますよ。ぷー」と答えた。
この発言で非難が急増し、コウさんは、ツイッター上で釈明に追われた。「僕が親ならそう思うっていう、あくまでも自分個人の主観でございます。他の親のことなど一切言っておりませんよ」などと「真意」を明かしている。
騒ぎから1夜明け、5月15日になると、発言に反省して沈黙すると宣言した。
「実体のない匿名の方々と一瞬でも向き合ってしまった僕がいけなかった。思った以上に面倒くさいことになってしまい、僕の周りに多大なるご迷惑をかけてしまった。今は自分が子供だったと反省しております。もう二度とみなさんとは向き合わないので、今後は何を言われても貝にならせてもらいます」
そして、このツイートも含めて、一連の発言の多くが削除された。
しかし、一部のツイートは残したままだ。それらを見ると、「煽りが感じ悪い」「子供にそのままいきますよ」などと指摘されると、「ぷー」「プー」の擬音語だけで反論を返し、一方で、「何故ここまでコウさんを叩く必要があるのか」「必死で家族を守ろうとしている事については尊重します」といった擁護が出ると、「ありがとうございます!」などとお礼を述べている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)