「禁酒宣言をしていたのに酒飲んでたのはまずい」
さらなる問題はこのトラブル直後、丸山氏自身が「禁酒宣言」をしていたことだ。ツイッターで16年1月13日、
「先日の不始末について猛省と自重の決意の証として自主的に、禁酒宣誓書を今井(豊)幹事長へ提出してまいりました。あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません」
と投稿していたのである。「32(当時)にもなって汗顔の至りでございますが、未だ至らぬ自らを刻苦精励してまいります」と反省する様子には、「応援してます」「失敗を成功に導ける議員であることを信じております」とエールも寄せられた。
ところが約3年後の今回、再び飲酒時の言動で物議を醸すことになった丸山氏。発言は領土問題交渉にも影響しかねないとされている。ツイッターでは、
「丸山さんは過去に禁酒宣言してて飲酒自体が不祥事だからそこは本当にいけない」
「例の発言の真意は置いといて過去に公務中での禁酒宣言をしていたのに酒飲んでたのはまずい」
「過去に人の手噛んで、今後の議員活動中は禁酒宣言してなかったっけ??? いつ解禁したの? からの、戦争発言???」
「禁酒してた(すると言ってた)のにまたやっちゃったのか。もう議員辞職しかないんじゃない? お得意の『身を切る改革』でさ!」
と呆れた声が相次いでいる。
なお、日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は13日の会見で、丸山氏の発言について問われ、前後の脈絡を精査する必要があるとしながら、「戦争で取り返すようなことは、我々党として一切そういう考えはありません」と明言した。