NGT48の山口真帆さん(23)らの卒業公演が2019年5月18日に迫るなか、山口さんのツイッターの発信の方向性が変化しつつある。これまで山口さんは、運営会社のAKSの対応を批判するツイッター利用者の書き込みに「いいね!」をつけて賛意を示してきた。
ところがここにきて、山口さんらの卒業発表まで思いやりの言葉を発しなかったメンバーを批判したり、ファンとの私的交流を指す「つながり」について説明するように求めたりするファンからのツイートにも、山口さんは賛意を表明。一部メンバーへの不信感を示したとも言える。卒業公演は、現時点では卒業を表明した3人のみの出演が発表されており、残留メンバーとの溝が際立つ形だ。卒業公演で残留メンバーについての発言があるかも焦点になりそうだ。
「つながり」メンバーに「自首」求める
第三者委員会の調査では、メンバーのうち12人について、「つながり」が取り沙汰されたが、運営会社のAKSは「不問」にするとしていた。山口さんはこのことを念頭に、4月21日の卒業発表で、NGTを「何をしても不問なこのグループ」と表現。事実関係の解明に乗り出さないAKSを批判していた。そんな中で山口さんが「いいね!」をつけたのが、5月9日付の次のツイートだ。事実関係を明らかにしないままグループでの活動を続けようとするメンバーを批判する内容だ。
「『私はファンの方と私的に連絡を取ったりしていました。アイドルとしてファンの皆様の信頼を裏切る形になり、大変申し訳ございませんでした。どんな処分も受ける覚悟です。しかし私のわがままですが、アイドルとしての夢を諦められません。もう一度チャンスを下さい』言えないかな...」