陸上十種競技の元日本王者で、自ら「百獣の王」と称するタレント武井壮さんが、2019年5月12日、東京・銀座のイベントに登壇した。
同イベントは、本年9月20日に開幕する「ラグビーW杯2019日本大会」企画。東京ど真ん中である銀座5丁目を封鎖して行われた。登壇者には、小池百合子都知事、W杯2019組織委員会事務総長の嶋津昭氏、競泳元五輪代表の伊藤華英さん、フィギュアスケート元五輪代表の織田信成さんを始め、ラグビー元日本代表のメンバーらが集結した。
「いつ出ても、おかしくないと思っていた」
イベントでは、武井さんと小池さんが、ラグビーボールでパス練習を行う「百獣の王&都知事」という異色のコラボも実現。日曜日の銀座が、大いに盛り上がった。
また、武井さんはイベント後、J-CASTの単独取材に応じた。同日未明に米国アーカンソー州で行われた男子100メートル決勝で日本歴代2位となる9秒99(追い風1.8メートル)をマークして1着に入ったサニブラウン・ハキーム選手に、
「昨年から、出せるチャンスはあると思っていました。何度か、故障とかもありましたけど、確実に9秒9台~9秒8台を出せるポテンシャルを持っていると思っていたし、まったく驚きはなかったです。やっと、条件がかみ合って、まず1本、出たんだな...と。これから先(9秒台を)連発すると思いますね。世界の決勝をうかがえる、日本最高のランナーの1人だと思いますね」
と、最大の賛辞を送った。
45歳、「ラグビー入団テスト受けたい」
一方、アラフィフの武井さんは、2015年ラグビーW杯日本代表―南アフリカ代表戦の日本代表勝利に燃えたといい、
「走る能力だけだったら、(ラグビー日本)代表にも負けない。(代表選手と)ご飯、食べたり、一緒に遊んだり、トレーニングしたりしていますけど。まだまだ、負けない。どこかのチームが門戸をひらいてくれるのなら、入団テストを受けてみたい。いつかは日本代表を目指していきたい。目指すのは自由ですもんね。年齢制限、ないですもんね」
狙いたいポジションは? という質問には、
「ウイング(WTB)ですね。やっぱ、両サイド。山田章仁(日本代表選手)のようなトライを(新聞の)1面に、ドーンと載せたいな...という欲はあります! あと、キッカーも最高ですよね(五郎丸ポーズを取りながら)1人の...こういう(五郎丸)ポーズ、ありますもんね!」
(J-CASTニュース編集部 山田大介)