トイレが「男性→赤」「女性→青」に 意図めぐり推理合戦、その真意を探ると...

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   トイレ表示の色が逆――。男性用は青、女性用は赤に塗り分けられるのが一般的だが、その逆のトイレが見つかった。

   SNS上で拡散され、さまざまな憶測が飛び交っているがその理由は?設置してある大学に聞くと...。

  • ×女性、○男性トイレ(読者提供)
    ×女性、○男性トイレ(読者提供)
  • ○女性、×男性トイレ(読者提供)
    ○女性、×男性トイレ(読者提供)
  • ×女性、○男性トイレ(読者提供)
  • ○女性、×男性トイレ(読者提供)

「『先入観は危険!』の周知キャンペーンかな?」

   トイレは、九州産業大(福岡市)の芸術学部生らが利用する棟に設置されていた。なぜか男女の表示板とピクトグラム(絵文字)の色が通常と逆で、男性用は赤、女性用は青になっている。

   一般のツイッターユーザーが2019年5月7日、困惑の声とともに写真を投稿すると、3700以上(10日現在)拡散され、驚きの声が相次いだ。推理合戦も過熱する。

「社会実験?」
「『先入観は危険!』の周知キャンペーンかな?」
「まさか、『赤が女性を表すなどという偏見を排除』なんて理由じゃないでしょうね」
「現代アート的なやつ?」

   この中に答えはあるか。九産大の総合企画部広報課は10日、J-CASTニュースの取材に、「誰かが無断で塗り替えたものであり目的は不明です」と明かした。

   ゴールデンウィーク(GW)中に被害があり、大学側は連休明けに発見した。現在は貼り紙を貼って間違いが起きないよう対応しており、5月中には原状回復する予定だ。

   なお広報課によると、警察への被害届提出や、大学による調査は考えていないという。

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