人気ユーチューバーが投稿した、アクアリウム(水生生物を飼育する水槽)の制作動画が物議を醸している。
アクアリウムにふさわしくない生物が選ばれ、水槽内は過密状態にあったため「生き物が可哀想」「魚で遊んでるだけとしか思えない」などと苦言が呈されている。
魚、カニ、貝でアクアリウム
投稿したのは、ユーチューバーのマネジメント会社「UUUM(ウーム)」に所属するふぁるこん超さん、超めておさん。
2人が共同運営するチャンネルで2019年5月6日、「【総額4000円】Amazonで買った商品だけでアクアリウム作成」と題した動画を投稿した。ネット通販で購入した水槽、砂、流木、ろ過装置などをもとに「アクアリウム」を作るという企画だ。
アクアリウムといえば熱帯魚など観賞用の小型水生生物を飼育するのが一般的だが、今回の動画ではいずれもある程度の大きさがある「イシダイ」「クリガニ」「ミルガイ」を水槽に入れた。
しかし水槽が小さいため、3匹は過密状態となり、見た目はアクアリウムと呼べる代物ではなかった。その後「カニがでかすぎた」ため、クリガニと流木を取り出して完成とした。
動画のコメント欄には、ファンらから「ただの虐待動画...」「これはひどいすぎる。生き物が可哀想」「魚で遊んでるだけとしか思えない」「アクアリウムやってる身からすると悪意しか感じない」と批判が相次ぎ、低評価(1900)が高評価(270)を大きく上回っている(数字は9日現在)。
動画投稿の前日には、2人の別チャンネルで前述の3匹を調理する動画が公開されており、アクアリウムと表現していたが実際は「いけす」として水槽を活用したとみられる。