ラミレス監督「借金2ケタ」の危険水域 10年前の交代劇と比較すると...

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09年、大矢氏が「無期限休養」に入ったときの借金は?

   横浜に関して言えば、横浜ベイスターズ時代の09年に、大矢明彦氏がシーズン序盤の5月18日から無期限の休養に入り、以降は田代富雄氏が監督代行を務めた。大矢氏が休養に入った時のチーム成績は、13勝24敗の借金「11」でリーグ最下位。前年度は5位ヤクルトに19ゲーム差を付けられての最下位に終わり、この流れを断ち切れなかったことで責任を取ったと見られる。昨シーズン4位のラミレス監督とは状況が異なるとはいえ、数字だけを見れば、現在の12勝22敗、借金「10」は09年時とほぼ変わらない。

   2000年以降、6月上旬までに監督が辞任、解任されたケースの平均借金は約「13」。Aクラス復帰、そして優勝へ向けてスタートを切った2019年シーズンだが、ここまでチームは結果を出せずにいる。監督4年目の指揮官が正念場を迎えている。

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