米大リーグ・マリナーズの菊池雄星投手(27)に、禁じられている「松ヤニ」の使用疑惑が現地メディアで取りざたされている。
ツイッターでは、登板時に被った帽子のツバ裏の写真が拡散され、議論となっている。
対戦チーム監督も認める
菊池投手は2019年5月8日(日本時間9日)のヤンキース戦に先発し、7回2/3を投げて3安打1失点と好投した。
だが、米NBCスポーツ電子版は同日、「菊池雄星はどうやら帽子のツバの松ヤニを使ったようだ」との記事を配信し、菊池がこの日のマウンドで松ヤニを使用したとの疑惑を報じた。
帽子のツバ裏の写真も載っており、茶色い汚れのようなものが付着しているのが確認できる。松ヤニは日本同様、メジャーでも滑り止め効果があるため使用は禁じられている。
MLB公式サイトでヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者も、ツイッターで「(ヤンキース監督の)ブーンは8回に菊池の帽子の裏のその物質(松ヤニ)に気づいた、と話している」と投稿している。