「動く」のがレフェリー、「固定」がアンパイア?
一方でネット上では、
「動きながらジャッジするのが『レフェリー』、固定された位置で判断をするのが『アンパイア』」
といった記事も散見される。
しかし、長きにわたってバレーボールをしてきた人間に聞いても、ネット際で高椅子に座っている審判に関して、
「『アンパイア』とは呼ばない。あくまで『レフェリー』だ」
という意見もある。
念のため、広辞苑も引いてみたが、「アンパイア」の説明は「野球などの協議の審判員。→ジャッジ・レフェリー」...。
またちなみに、中国出身の記者によると、
「中国ではどちらも『裁判』あるいは『裁判員』を使っています。『アンパイア』と『レフェリー』に対応し、それぞれ異なる呼び方をしていないです」
ということだ。
取材しながら、なかなか「ジャッジメント」ができない話題だったが、「アンパイア」も「レフェリー」も、スポーツにおいては公正な「ジャッジ」を求めたいものだ。
(J-CASTニュース編集部 山田大介)