正恩氏が半月ぶり「発射訓練」視察 今回も「戦術誘導兵器」だった理由

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正恩氏「高度の臨戦状態を維持しながら戦闘力強化のための闘いを」

   正恩氏は

「全ての人民軍将兵が強い力によってのみ真の平和と安全が保障され、保証されるという哲理を銘記し、いかなる勢力の脅威と侵略からも国の政治的自主権と経済的自立を固守し、革命の獲得物と人民の安全を守られるように高度の臨戦状態を維持しながら戦闘力強化のための闘いをいっそう力強く繰り広げなければならない」

などと軍を重視する姿勢を強調したという。

 

   北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは17年11月29日の「火星15」が最後。正恩氏は18年4月の南北首脳会談の際に、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を中止し、北朝鮮北部にある核実験場を廃棄することを表明していた。このことを念頭に、米国のトランプ大統領は5月4日夜(日本時間)、

「この非常に面白い世界ではどんなことでも起こりうるが、金正恩氏は北朝鮮の大きな経済的潜在能力を完全に理解しており、それをさまたげたり終わらせたりすることはしないだろう。私が彼を信じていることを、彼は分かっているし、私への約束を破ることもないだろう。取引は起こる!」

とツイート。事態の推移を見守りたい考えだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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