人気者の「自分史」は時代を移す鏡
「とうとう、、、時代は平成から令和になったんですねー。
昭和から平成になった時はまだ日本にいたんで、あんな感じなのかな、、とか思い出したり。
アメブロさんに移ってから、他の方のブログのぞく機会も増えましたが、みなさん平成を振り返って過去の写真のせてる方も多いので、ブームには乗っておこ。」
自身のブログに、そう綴ったのはお笑いタレントの野沢直子さん。
ブログには、野沢さんが表紙を飾る週刊朝日(1989年6月2日号)が。見出しには「中曾根引退へ!自民ケジメ地獄」「橋本龍太郎 テレビ人気じゃ『あんたが主役』」の文字が躍る。
野沢さんは、
「1989年、平成元年!!!!!! 週刊朝日の表紙で、篠山紀信さんに撮っていただいたもの。
今は亡き父の直哉が、『お、さすがは篠山紀信だな。実物より綺麗に写ってんな』と、すっげ上から目線で言っていました。笑笑(呼び捨て、申し訳ございません。素人でございます)
懐かしい。笑笑」
と振り返るが、ショートカットが似合ってかわいらしい。
さらに「発掘」すると、酔っぱらったときの写真。「ちょっとした黒歴史??」という。
野沢さんはお酒には弱く、飲むと気持ち悪くなったり、すごく酔うと記憶をなくしたり......。写真は20代の頃らしく「なんか頑張ってお酒も飲んでたんですね」と、感慨深げ。
このころの反省からか、人に迷惑をかけるので、いまはまったく飲んでいないそうだ。
時代が「令和」に移り、改めて「平成」「昭和」を振り返る人は少なくない。メディアで活躍した人気者の「自分史」は、その時代背景をも映す。