「平成最後の日」となった2019年4月30日夜、テレビ番組の提供クレジットに、明治・大正・昭和・平成を思わせる企業名がずらりと並んだ――。
この「粋な」演出を行ったのは、福岡県のテレビ西日本だ。取り上げられたスポンサーのひとつ、昭和建設(福岡県久留米市)の担当者はJ-CASTニュースの取材に、「たいへん光栄」と話す。
「昭和建設」「へいせい」は地元の企業
話題を呼んでいるのは、4月30日夜から「元号またぎ」番組として放送された「FNN報道スペシャル 平成の"大晦日"令和につなぐテレビ」(フジテレビ系)の、系列局であるテレビ西日本での放送だ。
20時過ぎ、CMに入るタイミングで、テレビ西日本独自のローカル枠とみられるスポンサー各社が表示された。注目されたのが、そのラインアップである。
「明治」
「大正製薬」
「昭和建設」
「へいせい」
いずれも元号に縁のある企業名だ。このうち、「昭和建設」「へいせい」はともに、福岡県内に本社を置く建設会社である。