「平成ネット文化」支えたFlashに迫る最後の日 早くもサービス終了の動き相次ぐ

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ブラウザゲームも「サービス提供が困難」に

   スクウェア・エニックスも19年3月、Flashを用いたブラウザゲーム「ドラゴンクエスト モンスターパレード」を6月24日、「Imperial SaGa(インペリアル サガ)」を12月26日に終了すると発表。いずれも「2020年以降に動作保証を続けた状態でサービスを提供することが困難であるとの判断に基づくもの」と説明した。なお、「インペリアル サガ」については合わせて、HTML5で続編を制作予定だと発表されている。

   日本で「Flash」と言うと、規格そのものよりも、それで作られた動画コンテンツを指すことが多い。00年代前半には、「職人」と呼ばれる個人が制作した「MAD動画」が隆盛に。これらの多くは、著作権法の問題はあるが、ネットカルチャーの一角を占めていた。それから、YouTubeやニコニコ動画の登場で、動画作成のハードルは低下し、いまや10代からTikTokに投稿するのが当たり前に。「平成ネット文化史」を彩ったFlashは、令和につながる大切な礎になっている。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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