アイドル指原莉乃、最後に語った「HKT運営へのお願い」 「感謝の気持ちもたくさんあるんですが...」

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   HKT48・指原莉乃さんの卒業コンサート「指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~」が2019年4月28日、横浜スタジアムで開催された。横浜スタジアムでは、3万800人の観客(主催者発表)が3時間半にわたるラストステージを見届けた。

   最後の楽曲を終えて、アンコールを受けて再登場した指原さんはファンが見守る中、いわゆる「運営」に対して感謝の言葉とともに、ある「お願い」を述べた。

  • 卒業コンサートで手を振る指原莉乃さん(2019年4月28日撮影)
    卒業コンサートで手を振る指原莉乃さん(2019年4月28日撮影)
  • 卒業コンサートで手を振る指原莉乃さん(2019年4月28日撮影)

「ワンマンになってはいけません」

   この6年間、HKT48メンバーと並行して、劇場支配人を兼務してきた指原さん。卒業コンサートでは、指原さんが卒業後に全曲を書き下ろすHKTの新公演「いま、月は満ちる」が発表されたほか、指原さんの尽力によりHKT・村重杏奈さんが芸能事務所「TWIN PLANET」へ移籍すると明かされた。

   アイドルとして最後のステージで指原さんは、関係者に感謝を伝えるとともに、HKTの「運営」に対してこう述べた。

「HKTマネジャー、HKT運営の皆さん、今まで本当にありがとう。特に、マネジャーチームにはたくさん怒ってしまい、ごめんなさい。みんなには感謝の気持ちもたくさんあるんですが、これからのHKTに関して、お願いがあります。
それは、メンバーのお話をちゃんと聞いてあげてください。メンバーみんな、人生をかけてアイドルになっています。だからこそ、みんなの話をしっかり聞いてあげてほしいです。でも、間違ったことを(メンバーが)言ってしまう場合もあると思います。そんな時は、目を見て、一から何がいけないのかわかるまで教えてあげてください。ワンマンになってはいけません。ファンを信じて、メンバーを信じて、一緒に進んでいってください。みんなでHKT48です。これからも風通しのいいHKTでいてね」

   ステージ上で1人、言葉を噛み締めるように語った指原さんに、ファンは静かに耳を傾けていた。

   コンサートには姉妹グループのメンバーや、AKBグループの卒業生である北原里英さん、渡辺麻友さん、さらには「ワイドナショー」(フジテレビ系)などで共演するダウンタウンの松本人志さんも駆けつけ、有終の美を飾った。

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