バク宙は「暗黙のルール」に抵触
日本のスポーツメディアが海外の反応を報じると、日本の野球ファンからは「暗黙のルールとかいつまで続けるのかな?」「MLBのプレーは、スケールが大きいのに...寛容度は低い」と異論がネット上で相次いだ。元日本ハムファイターズの榎下陽大氏も27日にツイッターで、「国際試合で外国のチームを相手に同じことをやったら問題になるかもしれないけど、日本のリーグで日本のルールでやってるので、別にいいんじゃないかなぁと...」と口をそろえた。
「暗黙のルール」をめぐっては、J-CASTニュースが4月21日、「丸ポーズ論争がMLBだと『そもそも起こり得ない』理由」で詳報した。
日米の球団で働いていた関係者は「メジャーでは、打者がピッチャーに対して少しでも侮辱とみられる態度を取ったら即刻、報復(死球)が待っています」と取材に話し、例えば、MLBには本塁打を放った際の正しいベースランの方法があるとした。ベースを一周する際には視線を下げ、淡々とランニングすること。もちろんランニング中のガッツポーズは絶対にNGで、にやついた表情さえ投手への侮辱ととらえかねないという。