「選手にとって精神的ダメージは大きいはず」
投手陣の不調に加え、深刻なのが宮崎敏郎内野手(30)の不振だ。ここまで23試合にフル出場し、打率193.と苦境に陥っている。連敗の期間中、一度は6番に打順を下げ、ここ4試合は5番に復帰したが、4試合で15打数3安打と、2年連続の3割打者が復活の糸口をつかめずにいる。
前出の関係者は「ラミレス監督の采配には迷いが見られる。これが勝っていれば、名采配と言われるでしょうが、こう負けが続くと采配ミスと言われてしまう。昨日の逆転負けは非常に大きかった。あのような負け方は、選手にとって精神的ダメージは大きいはず。チーム状態が心配になりますね」と話す。
27日から巨人との3連戦(東京ドーム)を皮切りに10連戦が待ち受ける。泥沼の8連敗で単独最下位に転落したDeNAが、どこで連敗をストップするのか。指揮官の采配に注目が集まる。