7割が「表札」出さず
住宅情報サイト「suumoジャーナル」が賃貸住宅に住む男女を対象にした2016年の調査では、表札を出していない人は74.7%だった。主な理由に「防犯、プライバシーを守りたい」「訪問販売がいやだから」が上がっている。
表札が無い場合、宅配会社はどう対応しているのか。ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便ではいずれも客の郵便受けの中身を確認することはなく、過去に同様の行為で苦情が来たケースも無いという。
ヤマト運輸は対応方法を、「送り状の住所と現地の住所を、投函前にもう一度つけあわせて間違いがないか確認する」と説明。
日本郵便は「配達先にお住まいになっている方の情報も含め、表札などがなくても配達ができる体制を整えています」と回答。客への要望として「配達先にお住まいになっている方の情報につきましては、配達を担当している最寄りの郵便局にご連絡を頂きますようよろしくお願いします。また、転居、転入された場合も出来るだけ早めに郵便局にご連絡頂ければ幸いです」とした。
佐川急便は、「マンションであれば管理人に確認したり、配達先に電話したりしています。それでもわからなければ、出荷人さまに指示を仰ぐのがルールとなっています」と話した。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)