巨人「3捕手併用」チームにはプラスでも... 小林・炭谷・大城にとっての「弊害」

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「査定はあくまでもどれだけ勝利に貢献したか」

   原監督が3捕手を併用して起用し続けたらどうなるのだろうか。前出の関係者は、3捕手併用の「弊害」について言及。3選手は正捕手の座は手にすることが出来なくとも、あぶれることなく一定数の試合に出場する機会を得る。だが、これにより大幅に打席数が減り、規定打席に到達することはほぼ不可能となることから、今シーズンの査定に大きく影響を及ぼしかねないと指摘する。

「各球団によって異なると思いますが、キャッチャーの査定は難しいと言われています。リード面において数字化することは難しいですし、良いリードをしていてもピッチャーが打たれたら結果としては負けですから。盗塁阻止率もそうです。負け試合でいくらランナーを刺してもなかなか評価されないでしょう。査定はあくまでもどれだけ勝利に貢献したか。はっきりと数字として評価されるのは打率くらいですが、打席数が少なければ当然、それほど高い評価にはつながらないでしょう」

   勝率6割超えで上昇気流に乗りつつある原巨人。このまま捕手の担当制継続で割を食うのは...。3捕手の正捕手争いは依然として続いている。

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