旅行大手JTBが2019年4月から、一部店舗で旅行相談料の請求を始めた。
同社は23日、J-CASTニュースの取材に「お客様の反応や店頭の状況を見て、本導入するか決めていきたい」と話す。
いままでは「周知が十分にできていなかった」
JTB広報室によると、首都圏の2店舗で試験導入した。国が定める「標準旅行業約款」に基づき、国内旅行の相談は30分2160円(以降30分ごとに2160円)、海外旅行は30分5400円(同3240円)を請求する。
相談から10日以内に申し込めば、相談料は旅行代に充てられる。
同社にはこれまでも相談料が設定されていて、客への案内をしてきたが、「周知が十分にできていなかった」として実際に請求はしなかったという。試験店では目立つ位置に貼り紙を掲示し、来店客に理解を求める。
「今後はお客様の反応や店頭の状況を見て、本導入するか決めていきたい」(広報室)