「スタミナを...」「スタミナが...」「スタミナの...」
GACKTさんが放送中に展開したトークへの評判は、必ずしも芳しいものではなかった。特に指摘が多かったのが、RENA選手対S・ジャン・フランソワ選手戦で「スタミナ」と連呼していたこと。試合前に「RENA選手はどれくらい練習してスタミナをつけてきたのかが気になります。お互いスタミナのない選手なので、勝負は思った以上に早く着くのではないか」と予想すると、1R途中では「ここら辺で決めないと、RENA選手のスタミナのことを考えると、なるべく早いラウンドでグラウンドに持っていって締めたほうが良い」と解説した。
2R開始前にも「RENA選手もフランソワ選手もスタミナが強い選手ではないので、なるべく早い段階で試合を終わらせにくるとみえると思うんですよ」と展望。だが予想に反して試合は最終3Rに突入すると、「RENA選手は苦手なスタミナの甘さが仇になるかと思ったのですが、実際今回の試合では調整してきて、彼女はフランソワ選手よりスタミナで上回っている。相手は試合を焦っている。スタミナがないので」と両選手のスタミナに再び言及。終了間際にも「相手もグラウンドに持ち込もうにもスタミナが切れている」と指摘した。
結局RENA選手が3-0の判定勝利に終わったが、試合後のGACKTさんは感想を聞かれ「ひいき目なしにRENA選手のスタミナがフランソワ選手を上回っていた」とやはりスタミナを最重要視していた。こうした解説にツイッターでは、
「Gackt氏の解説が RENA戦でやたらスタミナはがないって言ってたのは少し的外れやった」
「スタミナスタミナうるさいねん」
「GACKTの解説いる?? スタミナしか言わないじゃん」
と不満の声が漏れることになった。
GACKTさん特有の低く落ち着いた語り口に対しても「ボソボソで何言ってるか解らない。伝わらない解説」「喋り方が壊滅的に解説・実況に向いていない。聞き取りづらくて逆に気になってしまい映像に集中できなかった」などと快く思わない視聴者も多かったようだ。