涙をのんだユーチューバーたち
一方、涙をのんだ候補も。大田区議選には、「ユーチューバー推進党」の新顔、高橋ひろむ氏(26)も出馬した。「好きなことで、生きていける世の中を」をキャッチフレーズに、クリエイター活動のための法整備や、ロビー活動のための業界団体設立などを公約に掲げたが、67位で落選した。
「論文YouTuber」を自称する笹谷ゆうや氏(25、無所属)は、豊島区議選(定数36)に出馬した。豊島区の魅力を伝えるチャンネルを別途設け、選挙期間中にも動画を連日投稿。最年少当選を目指したが、51人中42位で落選した。
新宿区議選(定数38)候補の浜野ひであき氏(38)は、「もっちょさん」なるキャラクターに扮して、選挙戦にのぞんだ。渡辺喜美・元みんなの党代表がひきいる、同名の政治団体「みんなの党」から出馬したが、53人中最下位となった。