元「仮面女子」も、「ニコ生主」も当選
22日の「後半戦」では、異色の経歴を持つ候補も、続々と当選を決めた。まずは、元アイドルの橋本ゆき氏(26)。東京大学文学部卒で、以前は「桜雪」の芸名で「仮面女子」として活動していた。この3月にグループを卒業し、元都議の音喜多駿氏がひきいる「あたらしい党」から渋谷区議選(定数34)に出馬。55人が競うなか、4位当選となった。
16年都知事選で、党首の立花孝志氏(現、葛飾区議)による「NHKをぶっ壊す!」のキャッチフレーズが話題になった「NHKから国民を守る党」。ここから品川区議選に出馬し、初当選した國場雄大氏(42)は、職業が「インターネット配信業」(区サイトの立候補者一覧より)だ。ニコニコ生放送の「生主」として活動歴があり、同党では久保田学氏(立川市議、生主としては「横山緑」)に次ぐ、「生主出身の地方議員」となった。
大田区議選(定数50)に出馬した、おぎの稔氏(33)は、みずから同人誌を手掛け、コミックマーケット(コミケ)に参加する地方議員として知られる。18年末に辞職したが、今回選挙に再出馬。70人中43位で当選した。