それでも言葉にしたNGTメンバーとは
グループに残留するNGTのメンバーで、いち早く3人の卒業に触れたのはチームNIIIの西村菜那子さん(21)。22日13時55分に投稿したツイッターのメッセージで、
「思い返してみればアイドル活動してる際もつい気負いがちな私を助けてくれるのはいつも真帆ちゃんでした。それなのに今回私は自分がどうしたらいいのかが分からず悔しさ悲しみも錯乱してしまい何も力になれなかったです。本当に不甲斐ないです」
などと悔やみながら、今後の決意を記した。
「今まで真面目に活動をしてきたと自信を持って言えるから、自分が積み上げてきたものが崩れてしまうのではないかと思うと本当に怖いです。けれど今は自分のことより真帆ちゃんのように常にグループのことを第一に考えれる人にならなければいけないと思いました」
このほか、チームGの日下部愛菜さん(17)などが言及しているが、現時点では口を開いたNGTメンバーは少数派だ。
今回の卒業公演でとりわけ問題視されているのが、AKSの吉成夏子社長が山口さんに「(加害者の男の不起訴が)イコール事件じゃないということだ」「今は、会社を攻撃する加害者だ」と発言した、と山口さんが訴えたことだ。発言が事実だったかは必ずしも明らかではないが、AKSが公演終了後にメディア各社に配信した広報資料では、特段の注釈なしで山口さんの発言全文が掲載されている。
卒業を表明した3人を除くNGTメンバー17人は、4月27日に横浜市内で行われるAKB48グループのコンサートに出演予定だ。この場で、AKS運営幹部やNGTメンバーから何らかの発言があるか注目される。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)