NHK武田真一アナ、「毒親」特集で大粒の涙 「子育てのいろいろな後悔があります」

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「きっと、いろいろと悩まれてるんだろうな」

   それでも、武田さんは、まだ思うことがあるらしく、社会が複雑になって生きていくのが大変ではないかという心配があるとした。「もっと英語勉強した方がいいんじゃないかとかですね、もっとIT勉強した方がいいんじゃないかとか、いろんなことやっぱ言ってしまう」という。

   このことについて、岡田さんが押し付けにつながる可能性を指摘すると、武田さんは、「押し付けたー。そうかあ、ただ反省することばかりですね」と神妙な様子に。「ある程度子供も大きくなって、子育てのいろいろな後悔があります。どういうふうに乗り越えていったらいいのか」と漏らした。

   親子関係で悩んだという女優の東ちづるさんが、母親が謝ってくれたおかげてスッとしたと話すと、武田さんは、「親...」と言って言葉に詰まる。

   そして、東さんが「親って大変ですね」とフォローすると、武田さんの目から大粒の涙があふれた。

   「そうですよね...」。右手で涙をぬぐい、武田さんは、「泣けてきた」「親が泣いてどうするんだって話ですけれど」と目を赤く腫らしていた。

   岡田さんが、最後のプロセスとして親子関係の調整を説くと、武田さんは、子供が苦しんでいるなら向き合うのが親の最後の務めだと、自分に言い聞かせるように話していた。

   放送終了後には、武田さんの涙について驚く声がツイッター上で上がった。「本当に精一杯やっているんだなぁ」「武田アナにとても共感した」「涙流してたのに少し救われました」といった声のほか、「きっと、色々と悩まれてるんだろうな」「最後は完全に武田アナのカウンセリングになってた」といった感想も書き込まれていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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