お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰さん(40)が、2019年4月18日放送の「モニタリング」(TBS系)で、交際相手のクミさん(40)にプロポーズを行った。ツイッターでは、春日さんの愛称「カスミン」や、お相手の「クミさん」がトレンド入りしたなか、ある人物が話題になっている。
その名は「サトミツ」。こちらもトレンドとなり、「サトミツって誰だ?」といった声が上がる一方、ファンからは、
「サトミツまでトレンド入りしてる」
「サトミツがトレンド入りする日が来るなんて」
「サトミツがトレンド入りしてるの見てつい笑っちゃった」
といった反応が。いったい何者なのだろうか。
若林にも春日の交際を黙っていた
「サトミツ」とは、お笑いコンビ「どきどきキャンプ」のツッコミである、佐藤満春さん(41)のこと。オードリーの2人と親交が深く、彼らのラジオ番組の放送作家なども担当してきた。相方は、海外ドラマ「24」のジャック・バウアーのモノマネで知られる岸学さん(40)で、オードリーと同じ事務所に所属している。
18日の「モニタリング」では、そんな佐藤さんが、クミさんの指輪のサイズを聞き出すなど、春日さんのプロポーズに向けてサポートする様子を伝えた。これまで春日さんは交際5年としていたが、それ以前の2008年から付き合っていたことは、相方の若林正恭さん(40)ですら知らなかった。
佐藤さんは放送後の19年4月19日未明、ブログで「おそらくこれが10年11年前(撮影は話題の女性)」という、春日さんとのツーショット写真とともに、裏話を投稿。これまで交際が表に出なかった理由を「僕がめちゃくちゃ口が堅いこと そして春日の口数がめちゃくちゃ少ないこと この2点ではないかと思います」と分析している。
いつもは裏方の「スッキリ」にもゲスト出演
佐藤さんは、平日朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)も、作家として構成を担当している。19日の「スッキリ」では、MCの加藤浩次さん(49)から「春日の結婚をサトミツさんが語ることに興味がある」と急遽呼び込まれ、「ホントすみません、裏方が」と恐縮しながら、馴れ初めを説明した。
佐藤さんは、芸人や放送作家のかたわら、「トイレ博士」の異名も持つ。日曜未明の30分番組「佐藤満春in休憩室」(ラジオ日本)では、トイレをテーマにした大喜利コーナーなどを行っているほか、バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」や、トイレ関連イベント、消臭剤「ミツハル液」の開発まで多岐にわたる。
そんな多芸な佐藤さんだが、レギュラー番組は「休憩室」と、「ON8+1」(bayfm)のラジオ2本のみ。オードリーがラジオ番組などで、しばしば名前を出しているが、一般的には知名度のある人物とは言いづらい。ではなぜ今回、「サトミツ」がトレンド入りに至ったのか。
日向坂46ファンのツイートが一因か
ひとつの要因として、日向坂46(旧名:けやき坂46)のファンによるツイートが多かったことが考えられる。グループの冠番組で、オードリーがMCの「ひらがな推し」(現在の番組名は「日向坂で会いましょう」、テレビ東京系)には以前、ゲストとして「どきどきキャンプ」が出演。メンバーの活躍に佐藤さんが感極まる姿が話題になっていた。
そのため、「おひさま」と呼ばれる日向坂ファンの間では、号泣することを「サトミツ化」、「サトミツる」などと表現するスラングがあり、視聴者自身や若林さんを指して、
「これはサトミツ不回避」
「若林が1番サトミツじゃねーか!」
「なんで若林がサトミツみたいになってんだよ(笑)」
とするツイートも増加。佐藤さん本人が出演しない場面でもツイートされたことで、結果的に「サトミツ」のインフレ現象が起きていたようだ。
(J-CASTニュース編集部 城戸譲)