気になる先発陣、どこまで踏ん張れる?
このような状況に野口氏は「開幕から中継ぎ、リリーフ陣はよく頑張っていると思いますが、先発陣は決して良くありません。今は打撃陣が好調なので勝っていますが、この調子のままシーズンが続くとは考えられません。打線の援護がなくなった時に踏ん張らなければならないのが先発陣です。ただ、今の先発陣にその力があるかといえば疑問と言わざるを得ないでしょう」と自身の見解を示した。
野口氏は、序盤戦のひとつのヤマがゴールデンウィーク明けに来ると指摘する。ヤクルトは4月27日から5月8日まで12連戦を予定している。
「連戦の後のゴールデンウィーク明けは疲労がどっと出る時期ですので、ここがひとつのヤマ場となるでしょう。打撃陣も開幕からトップギアできていますから体力的にもきつくなると思います。ここで先発陣がどうやって野手をカバーできるか。私はそこに注目しています」