毎日新聞の電子版記事でプロ野球情報を伝えたが、事実と異なる記述があった。
同社はJ-CASTニュースの取材に誤報を認め、「再発防止に向け、今後はより一層正確な報道に努めてまいります」と回答した。
「正確な報道に努めてまいります」
毎日新聞は2019年4月17日21時29分、「巨人2連勝、丸が古巣から初アーチ」との記事を配信した。
本文では、記事配信時刻の数分前に終了した巨人対広島の試合結果を報じ、巨人が4対2で勝利したと伝えた。しかし、実際は広島が5対4で勝利している。広島が9回表に3点を奪い逆転し、そのまま逃げ切っている。
記事は21時47分に訂正され、見出し・本文が大幅に書き換わった。訂正した旨は当初、記事中で示されなかった。
J-CASTニュースが18日11時42分に毎日新聞社長室広報に問い合わせると、17分後に「<おわび>17日夜、誤った試合結果を一時掲載していました。おわびして訂正いたします」と追記された。
同社は取材に、「作業ミスにより、誤った記事を掲載してしまいました」と答え、「再発防止に向け、今後はより一層正確な報道に努めてまいります」とした。