「シーズン途中で自ら決断を下す可能性も...」
借金「8」で首位とは7ゲーム差。しかも23インニング連続でタイムリーが出ず、負の連鎖が止まらないチーム状況に、緒方監督に関してOBたちから心配の声が上がっているという。在京球団の関係者によると、OBらが口をそろえるのが、緒方監督の「真面目な性格」ゆえの心配だという。
前出の関係者は「緒方監督の性格は頑固なところもあるが、一本気なところがある。開幕から続く悪い流れも、『自分の采配の悪さ』とすべてひとりで抱え込んでいる。まだシーズンが始まったばかりとはいえ、チームは想定を超える調子の悪さ。このままの状態が続けば、緒方監督の性格からシーズン途中で自ら決断を下す可能性もあるのではないかと、多くのOBが心配しています」と表情を曇らせた。
「打線は粘り強くやっている。あとは俺の采配や判断だった」。緒方監督は16日の試合後も、これまでと変わらず選手をかばいながら全責任を自身でかぶった。